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keepshining 发表于 2008-5-12 05:19

圣母短篇小说《光のつぼみ》中译

圣母短篇小说《光のつぼみ》中译(ver1.02)

说明:
《光のつぼみ》(光之花蕾)刊载于卷28《フレーム オブ マインド》(Frame of Mind)页163-170,是首次发表的作品。全篇以細川可南子的视点行进,描述可南子与紅薔薇花蕾福沢祐巳邂逅的经过。

中译:角元敏
首发:百合会 [url=http://www.yamibo.com/thread-64619-1-1.html][color=#810081]http://www.yamibo.com/thread-64619-1-1.html[/color][/url]


光之花蕾

 初次见到那个人,是在新生欢迎会当日。

 不过,不是在欢迎会之中。那天的早上,高等部校舍的一楼走廊里伫立的身影,我从斜后方远远观看,就只是如此。

 她透过打开的窗户,眺望着窗外。

 那姿态的优美,犹如一首诗篇。

 我有一个预感。

 邂逅这个人,跟我的人生有着重大的关联。

 那个人的名字,很快就听说了。

 福沢祐巳。紅薔薇花蕾。紅薔薇大人的妹妹。

 新生欢迎会之上,站在紅薔薇大人身边,从旁协助姐姐。


 从其他高校转入莉莉安的我,对高等部学生会、山百合会最上级、被称为薔薇大人的三人、以及她们被称为花蕾的妹妹们,并没有多少认识。

 即使没有主动收集情报,从自然传进耳内的同学们对话片断之中,也能够理解一二。

 ——同学。特别是,以松平瞳子为首的愉、快、的、伙、伴、们、的四周,什么时候都是那么的吵吵闹闹。

 自我介绍时经已如此、还有看到哪个薔薇大人路过走廊时发出的高亢声音、说起日期正好是学号的兴高采烈、最后是把健康检查变成什么活动。

 那样的女孩们,没有把从其他学校考进来的学生们撇下不管的理由。从「一起吃便当吧」开始,「互相提醒要记得祈祷好么」之类「有什么不明白的话不要客气即管问我们」之类的关照的说话。对这种无理的亲切毫不感冒的我,早早就用无视的态度,轻易地让自己从她们的目标名单中除名。因此而得到了「細川可南子同学有点儿古怪」的传言。

 一直到中学为止,我上的都是公立的男女校。因为父亲的出轨而导致双亲的离异,在我的心灵上留下了很大的伤痕,只要没有男的无论什么地方都好,那样的考虑下升学的高校选择了女校。在众多女校当中瞄准被称为超难考上的莉莉安,让中学时代的同学们无法说出「因为考不上都立高校所以转到私校去」的说话。我对男人和那些讨好男人的女性都同样讨厌。

 称呼自己时不使用「我」而使用名字、句尾轻轻提高。松平瞳子的那些说话方式的各种小地方、那些演戏般的动作和表情,都让我想起以前那些让教室半数男生注目的同学们。所以,跟松平瞳子合不来就是这个理由,我模糊的有这个想法。

 很快的,梅雨季节到来。

 那天一早,在上学途中的巴士上,发生了跟福沢祐巳大人相邻而坐的这种出乎意料之外的事情。候车的时候没有发觉到,祐巳大人大概是排在我后面二、三人之后的位置。我没有多想什么,乘上巴士就坐到了后方的双人座位上面。然后,说着「不好意思」坐到我旁边的就是祐巳大人。

「平安。紅薔薇花蕾。」

 我鼓起勇气出声。

「平安。又是这种天气呢。」

 或许祐巳大人早就习惯了这种情况,亲切地回应我的招呼。阴暗的天空的忧郁,看着窗外轻轻叹息。

「讨厌下雨天吗?」

「也不全是这么一回事……」

 祐巳大人说着,流露出率直的笑容。

「带着湿气的头发,我实在很不擅长整理呢。」

 这就是紅薔薇花蕾。一点儿高高在上的感觉也没有,或许这人那么受欢迎的秘密就在这里,我这样想着。

 站起来准备下车时,祐巳大人看了看我,然后听到了「难道是三年生吗?」的说话声音。坐着的时候没有发现到,我的身高比想象中还要高,所以有了是上级生的想法。

[img]http://i65.photobucket.com/albums/h213/aiyubing/28_167.png[/img]

「不是。是一年生。」

 我笑了出来。明明每次别人提到我的身高时我都不会高兴,可是那时候的我一点儿讨厌的感觉都完全没有。

 几天之后,我目击了一个奇异的情境。

 那是Milk Hall前的通道。松平瞳子和祐巳大人正在吵架。不,不是吵架。如果要说是什么的话,那是松平瞳子单方面的在非难祐巳大人,就是这种感觉。

 指责的内容是什么不得而知。松平瞳子因为什么事而不高兴,大概是这样。但是,祐巳大人什么话也没有说。直面着松平瞳子,等待激烈言词的中断,「我没有必要跟你说那些事」然后这样断然明确的说道。【注1】

 漂亮。

 微动的嘴唇。有力的双眼。即使是在与纷争无缘的环境下成长,她那依然毫不逃避、正面对抗的身影,看起来既惹人怜惜、又教人尊崇。什么东西在守护着,那是极致的美丽。

 我在对追迫祐巳大人的松平瞳子感到憎恶的同时,也为她的可笑而悲哀。

 因为我自己也体会得到。

 我跟松平瞳子在某些方面是相似的。心里面抱着黑暗的阴影,无论得到了什么也无法回报。

 阴影渴望光明。松平瞳子里面的阴影也一样,敏感地察觉到了光明的存在。可是,不但没有向光的所在伸出双手,却反而用差劲的说话把自己越推越远。

 我不会做出这种愚不可及的行为。爱恋光,就应该让自己追上去。

 梅雨过去,祐巳大人发出的光辉越来越炫目。短暂缺席的紅薔薇大人也登校了,我用头发不听话的季节来解释一切。

 如果说有谁有像祐巳大人那样的光辉,那种人是不存在的。祐巳大人就是太阳,自己发出光辉,那光辉照亮了我们这些月亮。

 在图书馆的阅览室,看到了踮着脚尖、向书架上层的书本伸手的祐巳大人。

「让我拿吧。」

 轻松的把书本取出交给祐巳大人。在这个时候,一直让我不快的身高突然变成了瑰宝。

「非常感谢。因为踏台都正好在使用中,得救了。」

 祐巳大人仰视着我这样说。

「只是一年生。」

 我苦笑。

「啊、是那样啊。」

「嗯。」

 曾经在巴士上和我相邻而坐的事,祐巳大人没有想起来。

 身高这样高、头发这样长的人。那么瞩目的特征,不论是喜欢也好讨厌也好,这么容易记住的我,却完全从她的记忆中消失了。为什么,感受反而这样好?

「还有拿不到的书本吗?」

「是,就是旁边的那本,拜托了可以吗?」

「当然。」

 以后多说话几次,就会认得我这个一年生。

 名字也会记得的,在什么时候的某日。

 我会继续耐心等待。

 那样就好。

 即使是銀杏並木前的圣母像,也未必能够记住全校每个学生的相貌和名字吧。


注1:「我没有必要跟你说那些事(あなたにそんなこと言われる筋合いはないわ)」,如果有留意的话,应该可以发现这句话翻的跟字幕组是完全相反的。「我可没有理由被你说这样的话!」(动漫花园花组),关键是如何理解其中的「に」吧?(动画版把对话的地点改变了,但对话内容只是删减了而已,这句话是完全一样的。)
回到当时的情况(卷11页60),配合上下文来看,毫无疑问字幕组的翻译才是正确的。可是,回到这短篇里面,如果只是被指责时回说对方没道理的话,这种普通的说话又有哪里值得可南子感叹了?所以,某敏还是采用了自己看这短篇时的第一直觉,即使那未必正确。
而且可南子眼中的这场面跟事实(卷11)也不太相符,所以某敏把这当成是可南子自己心目中的美化作用。

keepshining 发表于 2008-5-12 05:21

光のつぼみ

 その人を初めて見たのは、新入生歓迎会の日だった。
 といっても、歓迎会でではない。その日の朝、高等部校舎の一階廊下に一人佇んでいる姿を、斜め後ろから眺めた、それだけのことだ。
 彼女は、開いた窓から外を眺めていた。
 その姿は美しく、一編の詩のようだった。
 予感がした。
 この人との出会いは、自分の人生に大きく関わる大事となろう、と。
 その人の名前は、すぐに知れた。
 福沢祐巳。紅薔薇のつぼみ。紅薔微さまの妹。
 新入生歓迎会で、紅薔薇さまの隣に立って、お姉さまの補佐をしていた。

 いくら高校からリリアンに入った私だって、高等部生徒会、山百合会のトップである三人の薔薇さま、そしてつぼみと呼ばれる妹たちの存在を、それまでまったく知らないわけではなかった。
 積極的に情報を仕入れようとしなくとも、自然と耳に入ってくるクラスメイトたちの会話の断片から、何となく理解できてしまうものだった。
 --クラスメイト。特に、松平瞳子を筆頭とする愉快な仲間たちの周辺は、いつでも騒がしかった。
 自己紹介ではしゃぎ、薔薇さまの誰それがうちの教室から見える廊下を歩いたと言っては黄色い声をあげ、出席番号の当たり日といえば興奮し、果ては健康診断までもイべントにした。
 そんな彼女たちが、他校から受験して入ってきた生徒たちを放っておくわけはない。「一緒にお弁当を食べましょう」に始まり、「お祈りを覚えるお手伝いをして差し上げましょうか」だの「わからないことがあったら遠慮なく聞いてね」だのと何かと世話をやいてくる。親切の押し売りは買わない主義の私は、早々に無視を決め込んだことで比較的すんなりとターゲットから外してもらえた。その上「細川可南子さんは、少し変わっていらっしゃるから」とのありかたいお言葉まで頂戴した。
 私は、中学までずっと公立の共学校だった。父の浮気から発生した両親の離婚は私の心に大きな傷を残し、男がいなければどこでもいい、そう思って高校は女子校を選択した。その中でも超難関と言われたリリアンに照準を合わせたのは、中学時代のクラスメイトたちに「都立に落ちたから私立に行った」と言わせないためだ。私は、男と同じくらいに男に媚びる彼女たちが嫌いだった。
 自分のことを「私」ではなく名前で呼び、語尾を甘く上げる。松平瞳子のそんな言葉の端々や、しなを作るような仕草が不快だったのは、教室にいる約半数の男たちの目を気にする元クラスメイトたちを思い出させるからに他ならない。だから、松平瞳子とそりが合わないのは、そういう理由だと、私はぼんやりと思っていた。
 程なく梅雨の時期がやって来た。
 ある日の朝、私は学校に向かうバスの中で、福沢祐巳さまの隣の席になるという思いがけない出来事に遭遇した。バス停で前方にいた私は気づかなかったが、祐巳さまは私の二人か三人後に並んでいたらしい。私は何も考えずにバスに乗車すると後方にある二人席に収まった。程なく、「失礼」と隣に着席したのが祐巳さまだった。
「ごきげんよう、紅薔薇のつぼみ」
 私は勇気を振り絞って挨拶をした。
「ごきげんよう。相変わらずの天気ね」
 声をかけられ慣れているのだろう。祐巳さまからは、気さくに挨拶が返ってきた。曇り空が憂鬱なのか、窓の外を見て小さくため息を吐く。
「雨、お嫌いですか」
「そういうわけではないけれど」
 祐巳さまはそう言った後、すぐに笑顔を作って言った。
「湿気で髪の毛が撥ねちゃうのは苦手」
 紅薔薇のつぼみなのに。まったくお高くとまっていないところが、この人の人気の秘密なのかもしれない、そう思った。
 バスから降りるために立ち上がった時、祐巳さまは私を見て「もしかして三年生ですか」と焦ったように聞いた。座っていた時には気にも留めなかった私の背が思った以上に高かったので、上級生だと思ったらしい。



「いいえ。一年生です」
 私は笑った。日頃から背の高さを指摘されるのはあまり好きではなかったけれど、その時はまったく嫌な気がしなかった。
 それから数日経ったある日のこと、私は妙な場面を目撃した。
 ミルクホールの前の通路だった。松平瞳子と祐巳さまが、口論している。いや、口論ではない。どちらかといえば、松平瞳子が一方的に祐巳さまを責めている、そんな感じだった。
 内容まではわからない。何かが、松平瞳子の気に障った、そんな感じだった。しかし、祐巳さまは言われっぱなしではなかった。松平瞳子のことを真っ直ぐ見据え、浴びせかけられた言葉が途切れるのを待って、「あなたにそんなこと言われる筋合いはないわ」とキッパリと言った。
 美しかった。
 微かに震える唇。力のこもった目。人と争うことなど無縁で育ってきたような彼女が、逃げずに立ち向かう姿は、いじらしくも神々しくも見えた。何か大切な物を身体をはって守っている、そんなギリギリの美しさだった。
 私は、祐巳さまを追い詰めた松平瞳子を憎々しく感じると同時に、彼女が滑稽で哀れに思えてきた。
 私にはわかってしまったのだ。
 私と松平瞳子はどこか似ている。心に抱えた暗い影を、受け入れることも払いのけることもできずにもがいている。
 影は光を求めるものだ。だから松平瞳子の中の影も、敏感にそれを察知した。けれど光がそこにあるのに、手を伸ばすどころか、酷い言葉を投げつけてますます自分の身を遠くへ押しやってしまうなんて。
 私は、そんな愚かしい真似はしない。光が恋しければ、自分から駆け寄っていけばいいのだ。
 梅雨が明けて、ますます祐巳さまはまぶしく輝いていった。しばらく休んでいた紅薔薇さまが登校するようになったからだと誰かが言っていたけれど、私は髪の毛が撥ねない季節になったからだって勝手に解釈している。
 祐巳さまは、誰かがいなければ輝けないなんて、そんな人ではない。祐巳さまは太陽なのだ。そうして、自らが光を発し、その光で月の私たちを照らしてくれなくてはいけない。
 図書館の閲覧室で、つま先立ちで上の棚の本に手を伸ばしている祐巳さまを見つけた。
「取りますよ」
 ヒョイと抜き取って手渡す。こういう時に、いつもは鬱陶しく感じる背の高さが重宝する。
「ありがとうございます。あいにく踏み台がどれも使用中で、助かりました」
 祐巳さまは、私を見上げて言う。
「一年生です」
 私は苦笑した。
「あ、そうなんだ」
「ええ」
 祐巳さまはバスで隣り合わせただけの私のことなど、覚えていないのだった。
 背が高くて髪の毛が長い人。その目立った特徴で、良いにつけ悪いにつけすぐに覚えられてしまう私が、彼女の記憶力からすっかりこぼれ落ちてしまっている。なぜだか、とても心地よかった。
「まだ手が届かない本がありましたら」
「じゃ、今の隣のお願いしていい?」
「もちろんです」
 あと何回声をかけたら、私は一年生だと認識してもらえるのだろう。
 名前を覚えてもらえるのは、いつの日だろう。
 私は気長に待ち続ける。
 それでいい。
 銀杏並木のマリア像だって、まだきっと全校生徒の顔と名前を覚え切れていないだろうから。

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